木桶熟成醤油 第七代について、木桶熟成×米麹×熊本の水、伝統と風土が育む絶妙な調和と深い味わい

こんにちは、醸造責任者の浜田です。木樽の詳細と、私の思いをつづりたいと思います。
醤油の仕込みから発酵熟成には諸味を入れるタンクが不可欠です。そのため、木桶は醸造所には欠かせないものでしたが、その維持管理の大変さにより減少の一途をたどり、現在は醤油業界では全体の1%程度になっております。
浜田の木桶は、杉の木材です。大きさは20石、水が約3600L入る容量です。
木桶の表目には無数の穴があり、発酵の主人公である微生物の住処になっております。
木桶は、外気との温度や湿度を調整しながら日々、微生物に最適な環境を提供します。